つまづかない学習の始め方

1000時間、1年以上にも及ぶ社会保険労務士試験の学習だけに、その始め方にも慎重を期したいものです。というのも、学習範囲が膨大なだけに始め方を誤ると、スムーズに学習を継続できない場合があるからです。

つまづかずに学習を始め合格まで継続するための秘訣、それは、従来のテキストベース学習からの脱却です。社会保険労務士試験のみならず、あらゆる資格試験の学習において、学ぶ内容の大半が新しい知識です。

また、社会保険労務士試験ともなれば、学習範囲の広さは相当なものです。そこまでの量をすべてテキストで記憶しようと思うと、最初から学習意欲が削がれ、やる気を失ってしまうのは火を見るよりも明らかです。

教材の主役はテキストから講義メディアへ

そこで提案したいのが、講義メディア、特に映像メディアであるDVD講義をメインに据えた学習方法です。学習の始めから、テキストではなくDVD講義を試聴してしまうのです。

理由は2つ。まず、最初にDVDを試聴することで、これから学習する全体像を把握することができ、後のテキストを連動した学習にも知識の基礎が出来ているため、スムーズに入っていくことができるということ。

もうひとつは、テキストよりも映像の方が脳をより活性化させ、記憶効率を上げ、記憶量を高めることができるからです。これは脳のメカニズム的にも立証されているのですが、脳に記憶するためには、より多くの感覚器官を刺激した方が効果的であるとされています。

つまり、テキストを読みメモやノートを取るという行為で刺激される感覚器官は、視覚(読む)と触覚(書く)の2つに対し、DVD講義の試聴により刺激される感覚器官は、そこに聴覚(聴く)が加わります。さらには、テキストという静止画による視覚へ与える刺激と、DVD講義の動画が与える視覚への刺激はで数十倍、数百倍もの違いがあることは明らかです。

ゆえに、前ページで述べた講義メディアの品質が重要になってきます。学習をスムーズに始め、つまづかず合格まで導いてくれるのは、高品質なメディア講義であると言っても過言ではないのです。